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真実の瞬間(とき)のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ハリウッド禁断のテーマに挑んだ、デ・ニーロ主演のヒューマンドラマを堪能。

1947年。米国下院の非米活動委員会は、ハリウッドに"赤狩り"の手を伸ばした。
そして1951年9月。
密告によって"共産党員"という嫌疑をかけられた売れっ子監督のデビッド。
委員会からの召喚に応じようとしない為に、仕事も友も家も無くし、就活も上手くいかず追い詰められて疲弊していく。

同様の状況に立たされた周りでは、自殺者が出たり、国外へ逃亡する者、また友人同士の裏切り合いに発展していく中で、ついにデビッドに[決断の時]が訪れる。

二者択一。
自分が情熱をかけた仕事を続ける為に「友を売る」のか。
すべてを捨てて「ハリウッドを去る」のか。

公開調査会。
決意を固めたデビッドの勇気ある証言シーンは圧巻。
デ・ニーロに魅せられ酔いしれた(´▽`人)ウットリ.

ロンドンへ逃亡する監督ジョーの役をスコセッシが演じている。
デ・ニーロの20年来の友人という設定。
スコセッシの「俺はナルシストでね」には笑った。
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