JohnNY

道のJohnNYのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
3.7
3.7 A
大道芸人の粗野な男は娘を安く買い取り芸を仕込み各地を回る。娘は必死に彼に従い芸を覚え生活を共にする。男はサーカス芸人の一人と喧嘩になり、警察に捕まりサーカスから追い出される。娘は逃げることもできたが男が自分を必要としていると考え彼が出てくるのを待つ。再び旅を続けるが再会した芸人を殴り殺してしまう。娘はその死を自分のことと受け止めて悲しみに暮れ生きる意味を失う。男は彼女を置き去りにして去り、数年後娘が死んだことを聞き、自分の罪、失ったものの大きさに絶望する。美しいメロディーが虚しく流れる。
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