けんむら

道のけんむらのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
4.9
せつねぇ〜
映画監督ではないけど、手塚治虫は絶対フェリーニらへんの影響受けてるはず、"紙の砦"とかブラックジャックの"満月病"とかなんかはテイストそっくりだし。
ストーリーは知的障害者の主人公が荒くれ者の大道芸人にパシリとして身売りされて、酷い目にあうけど健気っていうフェリーニの"カリビアの夜"に似た感じ。
中盤の主人公がピエロに"世の中に話無駄なものはひとつもない、石ころだって意味があるんだから、君話無駄なんかじゃない!君が石ころ以下なわけないだろ?"って励まされるシーンなんかは最高。
ラストはチャップリンの"街の灯"くらい好き。
とにかく切ないので好きな人はとことん好き。