りす

道のりすのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
2.0
2018年57本目、6月8本目

フェデリコフェリーニ監督作品
ブルーリボン賞受賞作品


こうやって白黒時代の映画を見る度に現代の映画のカット割が細かくなっていってることを痛感する
当時は長回しが多かったので役者の技量も、より求められていただろうと感じる

この映画を象徴するメロディとラッパ、哀しくも美しい不思議な気持ちにさせる

映画の内容としては捻りは然程ない
それでも、心情を表す台詞を極端に省き、カメラと役者の表情だけで描き出している今作はやはり素晴らしい

ただ、期待していた程ではなかった
というのも、何となく落とし所が予測できてしまったのが良くなかったのかなぁ

評価されるのは理解できる作品
りす

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