omochi

道のomochiのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
5.0
まんまるおめめのジェルソミーナの喜怒哀楽、予測不能な不条理展開、唐突な台詞や表情に何度もハッとさせられる。
ニーノ・ロータの音楽が美しいのに相反するように、はじめから終わりまでヒリヒリとした空気が作品を覆い、胸が張り裂けそうだ。どうして近くのものに縋ろうとしてしまうのだろう。故郷の友人を思い出してしまった。なんだこの名作!
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