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道のsoのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
4.5
洗濯しながら口ずさんでいた女のように、テーマ曲を心の中で口ずさめば、いつでもジェルソミーナ・ザンパノ・綱渡り芸人3人の表情と一生が心にふっとよみがえってくる。
この先何度も繰り返し観たい映画。
人間・人生・善悪・愛・孤独など、人間にとって大事なほとんど全てのものが、この2時間の映画と1節のメロディに入っている。

一番好きなシーンは、修道院に泊まらせてもらった夜、ザンパノに無視されたジェルソミーナがラッパに手を伸ばし、吹くところ。そのラッパの切ない音は映画の終盤もずっと鳴っている。
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