麩

道の麩のレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
2.9
「ジェルソミーナ!自分を大切にしてくれない男に貴重な人生の時間を割くな!!」とか、「ザンパノはアンガーマネジメントを学べ!!」とか「この時代にもPTSDのような症状や、頭の病気という概念があったんだなあ…」とか「ザンパノとジェルソミーナの小芝居みたいなこの芸、なにがおもろいんや!!!」とか余計なことをいろいろ感じてしまった…時代の変遷を感じさせられる

お姉さんが亡くなっても平気そうだったザンパノが
ジェルソミーナの死を知って慟哭するのは
そこに愛があったからなのかな
離れていても平気だったけど、亡くなったと知ると後悔するんだな…勝手な奴め、だけど飯を食わなきゃいけない!!って気持ちはよくわかるし、その不器用さが哀しく、憎めない
麩