道の作品情報・感想・評価

「道」に投稿された感想・評価

ジェルソミーナ、ジェルソミーナ、ジェルソミーナ、、、
yoshis

yoshisの感想・評価

2.5
アカデミー外国語映画賞受賞作品。別れのシーンは名シーンだとは思うが、それまでの主人公の行動が酷すぎて、そこまで感動できなかった。
Pentjp

Pentjpの感想・評価

3.9
フェリーニの「道」を観た。

すばらしい映画なので、56年も前のモノクロのイタリア映画に

アレルギーさえなければぜひぜひ観ておくべきだとおもう。

遅かったが観てよかった。今ならDVDを買っても安い。

言い尽くされた賛辞は割愛するが、ザンパノはジェルソミーナを

最初から心のどこかで大切に思っていたんだと感じた。

そういう気持ちをうまく表現できない、伝えるタイミングをのがす、

ほかの事にまぎれてしまうというのはよくあることじゃないかと感じた。

いつもにも増して感情移入してしまい、ラストシーンでは嗚咽をおさえられなかった。

そして極めつけはそこにトドメを刺すあのメロディー。ぶっ倒れるかと思った。

モノクロなのに色彩感がある。脚本も演出もカメラも、すべてがひとつに束なって、

メインテーマを表現するのに集中している感じ。
mns

mnsの感想・評価

-
じんわり良いなぁ
MA2

MA2の感想・評価

3.6
2018-294
ToraINU

ToraINUの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごく綺麗な映画やで

頭のゆるいジェルソミーナって女がおるんやけど、ある日ザンパノという大道芸人に1万リラ(当時のレートで5000円)で買われて妻になるんや。
ひとりぼーっと海を眺めるジェルソミーナ。貧しい家族のために頑張って仕送りしようとか思ってるんやなあ
まあ妻いうても飯炊き女、大道芸の助手って言うたほうが近くて、ザンパノは芸を覚えさせるために暴力振るったり街で女を引っ掛けるたびにジェルソミーナを馬車から追い出して女と寝るようなひどい男やった。
そんなザンパノに嫌気がさして逃げ出すんやがすぐに追いつかれて連れ戻されるんや。
そんなある日大サーカスに枠貰って仕事しとったときにザンパノが傷害事件起こして捕まるんや。
これ幸いとサーカスの人たちもザンパノなんて捨てて一緒に来いって言われるんやが、正直ジェルソミーナは悩んどった。
飯も満足に作れん踊りもできん自分が一緒に行ったところでどうなるのか、もういっそ死んでしまいたいと…。
その言葉を聞いた綱渡り男に「この世に無価値なもんなんてない。そこらの石ころにだって価値はあるんや。本当に必要ないならお前が逃げた時ザンパノは連れ戻しにいかんやろ」って言われてザンパノのために一緒におることに決めたんや。
出所したザンパノと一緒に海を眺めるジェルソミーナ。「故郷はどっち?」「あっちだ。なんだ帰りたいのか」「昔はそう思ってたけど今はあんたといるところが故郷よ」心なしかしっかりして来たジェルソミーナ。
それから二人で旅をしとったんやが、道中でザンパノの因縁の相手と会うんや。ふとした拍子に相手を殴り殺してしまうザンパノ。
夫が人を殺してしまったことに衝撃を受けたジェルソミーナは前にも増してガイジになってしまって、もはや泣くばかりで芸すらろくにできなくなってしまったんや。
しばらくは優しくしてたザンパノやけど耐えられなくなってジェルソミーナが寝てる間に置き去りにして行ってしまうんや。
数年後、また大サーカスで枠貰って働いとったザンパノは街でジェルソミーナがいつもラッパで吹いてた歌を聞くんや。
「もしやジェルソミーナか?」
少し後悔しとったザンパノは歌ってた女にどこでその歌を知ったのか聞いたんや
「ああ、この歌?昔うちにいた旅芸人の女がよくラッパで吹いてたのよ。数年前に病気で死んじゃったけどね」
その夜やけ酒を煽り酒場を叩き出されるザンパノ。ひとり夜の海を眺めながら泣き叫ぶ姿で幕引き。

もう最後のザンパノのシーンがジーンとくる。みるときは是非海のシーンを比較して見てほしいを
粗暴で利己的なザンパノには一切共感出来ませんでしたけれども、最後の最後だけは共感の涙が溢れましたねえ。

周囲の人達の存在の尊さと、自身の存在意義について考えさせられますねえ。
>|