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ザ・タウンのkojikojiのレビュー・感想・評価

ザ・タウン(2010年製作の映画)
3.5
2010年
監督、脚本:ベン・アフレック

銀行強盗が多発するボストン北東部の街で強盗団のリーダーを務める男ダグ(ベン・アフレック)。
彼はその日も綿密な計画を立て銀行を襲撃するが、人質に取った行員の女性クレア(レベッカ・ホール)に恋をしてしまう。そしてそのことが、彼の人生をすべてを変えていく。

ベン・アフレック監督作品は結構面白いと思っているが、この作品は並。

ザ・タウン。題名が語っているように特殊な街なのだ。
ダグの会話から、アイリッシュの街なのだろう。犯罪が職業で息子が後を取るということが結構あるような語り口だ。

調べるとベン・アフレックもアイルランド系アメリカ人だ。
このことは人生に大きく影響するようだが、我々にそれがどの程度かわからない。
しかし、この物語を見ていると、かなり八方塞がりの状況なのがわかる。

ダグが言う。「やっとこの街を抜け出せた。」と。全てこの言葉に込められている気がする。

2023.03.08視聴102
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