バジリコ

県警対組織暴力のバジリコのレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
5.0
「広島弁のシェイクスピア」と呼ばれた脚本家・笠原和夫の最高傑作。

テッポウ玉の如く繰り出される怒涛のセリフ回しがカッコ良い。あまりにもカッコ良かったので、電子版のシナリオを購入した。

「極道じゃア警察官じゃアいうて変りゃせんよ、仁義の代りに法律がものを言うとるだけで、中身いうたらよ、おんなじ民間会社の売れ残りじゃ、のう」

痺れる。


全編通して暴力的な映画だが、一番好きなシーンはお茶漬けを食べた後の皿洗いのシーン。
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