はせ

県警対組織暴力のはせのレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
4.5
昭和38年、倉島市(架空の都市)。久能(菅原文太)は暴力団担当のやり手だが、違法捜査や暴力団との癒着も辞さない悪徳刑事だった。久能の兄弟分の広谷(松方弘樹)は大原組若頭として大原組長の出所を待ち、大原組を取り仕切って川手組との抗争を繰り広げており、久能は広谷のために川手組を潰そうと奔走する。ところが、県警本部から派遣されてきて久能たちベテラン刑事の上に立った海田警部補(梅宮辰夫)は警察官とヤクザの交際を禁じ、大原組を追い詰めていく。次第に久能と広谷の関係にもヒビが入り…

東映実録映画シリーズ。深作欣二監督、脚本笠原和夫、音楽津島利章、主演菅原文太、共演松方弘樹、梅宮辰夫、金子信雄、室田日出男、成田三樹夫、山城新伍、田中邦衛。どう見ても仁義なき戦いシリーズです…。半数以上が似たような役やってて爆笑でした笑

広島弁で捲し立てる強烈な取り調べシーンは『孤狼の血』に受け継がれていた。菅原文太の怒鳴り台詞はほとんど歌舞伎のそれ。超盛り上がる。今作の松方弘樹も中々の狂犬ぶり。70年代の松方は目つきがヤバすぎる笑

全然わからなかった昔の俳優さんたちの顔も段々と判別できるようになってきて自分の成長を感じます笑
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