黄推しバナナ

幻魔大戦の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

幻魔大戦(1983年製作の映画)
3.5
平井和正原作小説のアニメ化。

大友克洋がアニメーション制作に初めて作画した。

キース・エマーソンと青木望によるシンセサイザーを駆使した音楽は、私にとって初めての EDM音楽となった。

記憶が薄れている今でも、なお覚えている、ベガと対峙する東丈の林田建設ビルのシーン。

背景が白黒!
ネオンは色づいている!
東丈を中心に背景だけが傾いていく奇妙な構図!
ベガの戦闘スタイルに変貌する、右目のシャッターが開き右手のビームガンの銃口が開くシーン!
ベガが鉄骨を投げてパイプが散らばるシーン!
鉄パイプが無数に東丈を襲うシーン!
下層から上層に飛び上がる構図!
ベガの横で電球が左右に揺れる印象的な陰影のシーン!
吉祥寺商店街でのポリバケツの蓋が飛来するシーン!

数々あげたらきりがない印象のあるシーン!

名言も多数ある、

「お前さんここで逃げ出したら敗北感で一生負け犬のまんま終わるぞえや!」
「戦士は誇りをなくしたら死んだも同じゃ!」「違うか!」

「絶望を図ることは、希望を発見することでもあるからね」

「毛虫が終末と感じる状態を、蝶は誕生と感じる」

その通り!

①鑑賞年齢10代
②心に余裕鑑賞あり
③思い出補正あり
④記憶曖昧
黄推しバナナ

黄推しバナナ