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GONINのmasaのレビュー・感想・評価

GONIN(1995年製作の映画)
3.8
1995年に公開。石井隆監督。
バイオレンス・アクション。

借金まみれのディスコ・バーズのオーナー・万代(佐藤浩市)、男性相手のコールボーイ・三屋(本木雅弘)、元刑事・氷頭(根津甚八)、リストラされたサラリーマン・荻原(竹中直人)、パンチドランカーの元ボクサー・ジミー(椎名桔平)。社会から弾き出された5人。
なんとも豪華な面子だ。

社会から適用できない5人が、もがきながらも犯罪に染まっていく。

5人は大胆にも暴力団・大越組の事務所から大金を強奪する計画を企て、辛くも成功する。しかし、ジミーを拷問し万代たち5人の仕業と突き止めた大越組は、二人組のヒットマン・京谷(たけし)と柴田(木村一八)を雇って報復に出るが………

それぞれの殺しっぷり死にっぷりが最高にいい。
たけしの変人な殺し屋もいい味が出ている。
子役のときの栗山千明が竹中直人の娘役で出ていたが最初気づかなかった。

本作の登場人物の遺児たちが主人公となる続編、『GONINサーガ』も観たくなった。
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