オカルト博士

恋骨 KOIBONE 劇場版のオカルト博士のレビュー・感想・評価

恋骨 KOIBONE 劇場版(2005年製作の映画)
2.9
女子高を舞台にした学園ホラー。
ホラーなんだけど…スト-リ-が なんかホラーっぽくない感じ~どう見てもサスペンスの流れで、これはハズレかもしれない…霊が見えるのが主人公のあびる優だけなんですね。

でも実際に霊が見える人ってなぜ言わないんでしょうね~? あそこに居るとか、もっと騒いでもいいやろ~!
この辺が霊感ある人へのイライラでもあります。 自分で見えてるだけで何も言わない。 例えば、満員電車に乗ってて なんか視線を感じる事があります。少し離れたところから1人だけ こちらを見てる(特に女性)人がいて、目が合うと慌てて目をそらされる。なんか見えてるのか?~と思ってしまう。
一番怖いのは小さな子供がこちらをやたら見てる時は怖い、明らかに何か見えてる感じで~この間なんか、信号待ちしてたら、前にいた乳母車乗ってた子供が振り返ってずっと僕の顔を凝視してました。(ちなみに僕は派手な訳ではなく普通の男子ですよ。)
僕の後ろにこの世のものではないものが見えてた とでも言うのだろうか?

映画の話に戻ると、この作品はオチが面白かったですよ。どうやら幽霊が見えるのは霊感がある人だけではないようです。PTSD(外傷後ストレス障害)いわゆるトラウマから引き起こされる症状。深い心の傷により ありもしないものを見たり怯えたり~今作品ならトラウマが生み出した怨霊ってやつですね。