自分のロックバンドから蹴り出されたダメ男が成り行きでお堅い一流小学校の子供たちにロックを教える。
ジャックブラック、大体いつもダメ人間な役から始まるけど、彼が演じるとほんと憎めないし、愛着湧くよね。ダメ人間ぽいけど中身は熱かったりイイヤツなのがにじんでる。これ演技力じゃなくて人柄な気がするけど、良い個性だよね。中でも本役はご本人がリアルにロッカーなだけあって、めっちゃ似合ってる。昔彼のTributeのPV観て聴いて死ぬほど笑ったの思い出した。歌ってる時も演じてる時も変わらねぇ。笑
実際にこんな事あったら大訴訟合戦で終わるのが見えてるけど、一昔前的な、親や学校で抑圧されてた子供たちがロックを通して自信をつけたり一皮剥けるところに重点を置いて気持ちよく爽快に描いてるから、お気楽なアメリカンファンタジーとして純粋に楽しめる。天使にラブソングを…2のロック版みたいな。オリジナル曲がほぼ1曲なのが残念だけど、10歳の子が作ったことになってるソレすごいイイ感じでカッコいい！ほんと、幸せになれる音楽映画っていいよね。
