「俺はいっさい成績は付けない。」
ロックが流れるクラブではたくさんの人が集まっていました。そこで熱唱するロックバンドがありました。
熱唱のあまり服を脱いで観客に飛び込むデューイ。しかし誰も彼を受け止める人はいないのでした。
朝、ルームメイトの彼女から家賃の催促をされ、デューイは仕事をしようとするのでした。
ロックに夢中でロック馬鹿のデューイ。太っていて不細工なデューイはバンド仲間からもクビを言い渡されてしまいます。
ギターを売ろうとしていた最中、ルームメイトにかかってきた電話の補充教育の給料に惹かれて、ホレス・グリーン院の教育に潜り込みます。
グリーン院はとても厳しい小学校です。しかし、デューイは全く授業をしないのです。
昔、パンクロッカーだったルームメイトは夢を諦めて一般労働者として幸せだと言うのでした。
ロック馬鹿でどうしようもない大人のデューイ。音楽の授業を覗くと、生徒たちはとても上手く弾きますが、楽しくなさそうなのです。
この映画はオススメです。上映当時もあまりにもこの映画の評判が良いので観ました。
さすが、評判通りです。
どうしようもない大人のデューイですが、ロックを通じて大事な物を子どもたちに教えていくのです。
勉強は学科だけではないです。大人は子どもたちに人生の楽しさを教えていかなくてはならないですね。それは何よりも大切なことなのではないでしょうか。
この映画を観ていると、その大事なことに気付かされます。
何であっても真剣にやること、本物になること…それを本気で教える伝える大切さに気づかされます。
「研究課題は…ロックバンド。」
