たけちゃん

スクール・オブ・ロックのたけちゃんのレビュー・感想・評価

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)
4.3
お前ら、ロックするぜぇ~~~!


リチャード・リンクレイター監督 2003年製作
主演ジャック・ブラック


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
最近、みなさんにレビュー作品が読まれまくりの「今日は何の日」ですが、それだけ浸透してるかと思うと嬉しいです😁😁😁

今日もベッタベタだよ~ん。
6月9日と言えば「ロックの日」
もう、この日をずっと待っていました!

ロック大好きたけちゃんが紹介するのは「スクール・オブ・ロック」\(^o^)/
今回は全編、音ネタレビューです( •̀ω•́ )و✧
レビューもロックするぜぇ~。ナガイゼェ
映画のストーリーは放ったらかしだよ~(笑)コレガロック



今作はできるだけ大音量でご鑑賞くださいm(_ _*)m゛


まずは、オープニングがめっちゃカッコいい!
Tシャツや壁にスタッフクレジットが載っていて、そこを通りながら始まるんですよ。
演奏してるのはオリジナルバンドのNo Vacancy。
いわゆるメタルバンドのイメージですね。
曲もマイク・ホワイトやジャック・ブラックによるオリジナル曲です!



主人公は売れないバンドのギタリスト、デューイ。
演じるジャック・ブラックがサイコーですよね。
僕は元々ジャック・ブラック大好きなんです。「ジュマンジ」の新作も良かったよね~。

ネッド役のマイク・ホワイトがジャックのために書いたという今作、悪いわけがない( ˘ ˘ )ウンウン
バンドをクビになって、嘘をついて学校の教師となったデューイが、子供たちとロックバンドを作るヒューマンコメディです( •̀ω•́ )و✧ホントウカ?


ジャック・ブラックが持ってるギターは、ギブソンSGです。これAC/DCのアンガス・ヤングが持ってるのと同じモデル。すごいこだわり!
僕は学生の時、ジェフ・ベックと同じデザインのエレキギターを持ってましたが、やっぱり好きな人と同じものが持ちたいし、憧れるんだよね!


ちなみに生徒のザックに持たせるギターは同じくギブソンのフライングVです。モデルは違うけど、マイケル・シェンカーが好んで使いましたよね。カッコイイ。大好きなんです、フライングV!




教師となったS先生ことデューイは、音楽の授業で子供たちの演奏を見たあと、衝撃を受けます!そこで流れる曲は、エリック・クラプトンが在籍した伝説のロックトリオ、クリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」です。


そして、ザックに弾かせるのが……

・ブラック・サバスの「アイアンマン」
・ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」
・AC/DCの「ハイウェイ・トゥ・ヘル」

どれもギターリフがカッコいい曲ですね。


で、子供たちと初めて演奏するのに選んだ曲は、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」です!
これはみんな知ってますよね~。ボクモガクセイノトキ、コピーシタ


バンド作りの中で、子供たちに役割を与えるシーンで使われるのがAC/DCの「バック・イン・ブラック」。
AC/DCについては、これまでも「アイアンマン」のレビューなどで触れてきましたが、この「バック・イン・ブラック」というアルバムは、バンドの初代ヴォーカル、ボン・スコットが亡くなってしまい、解散か存続かで悩むどん底の中で作られたアルバムなんです。
どん底からのスタート。
スクール・オブ・ロックにもぴったり!



子供たちに好きなバンドの確認すると、出てくる名前はクリスティーナ・アギレラ、パフ・ダディ……。
ロックなんか誰も聴かない(笑)



なので、音楽教育として子供たちにCDを貸し出すんだけど、そのリストがサイコー!

・レッド・ツェッペリン「レッド・ツェッペリンⅠ」
・イエス「こわれもの」の、特に「ラウンドアバウト」って曲を推薦。このキーボードのリック・ウェイクマンのソロがサイコーなんです。
・ブロンディ「妖女ブロンディ」
・ラッシュ「西暦2112」。ドラムのニール・パートを聴くようにアドバイス。カナダが生んだビッグバンドがラッシュ。僕も大好きです。個人的には、「ムービング・ピクチャーズ」というアルバムがサイコー( •̀ω•́ )و✧
・ギタリストのザックにはジミ・ヘンドリックスのセカンドアルバム「アクシス:ボールド・オブ・ラブ」を貸し出してましたね。名曲「リトル・ウィング」収録のアルバムで間違いない!
・最後にボーカル志望の黒人の子にピンク・フロイドの名盤「狂気」から「虚空のスキャット」を聴くようにアドバイス。「狂気」は凄いですよね!ぜひ、「マネー」を聴いてみて!

はぁ、どれも名盤で、鉄板ですね。
僕も全部持ってます(笑)
聴いたことない人は、即ゲット!


バンドが軌道に乗り、調子が出てきたノリノリな場面で流れるのは、ラモーンズの「マイ・ブレイン・イズ・ハンギング・アップサイド・ダウン」。ラモーンズはあまり聴いてこなかったので、知らない曲だった……。ヘイホーレッツゴー
あっ、サビで分かった。いい曲だ( •̀ω•́ )و✧


いやぁ、あのロックの授業、受けたいわぁ。
ソウル、サイケ、ハード・ロック、パンクなど、ロックの歴史を紐解いてたもんね!ってか、自分で出来るな(笑)


子供たちに見せていたギタリストのプレイをレクチャーするDVDに映っていたのは、ピート・タウンゼント、ジミ・ヘンドリックス、そして、アンガス・ヤングだね。サイコー\(^o^)/

ギターのザックはピートのプレイを真似してました!


学校を抜け出して、バンドバトルに向かう場面で流れるのは、メタリカの「ザ・ウェイツ」。アルバム「ガレージ・インク」に収録された曲で、荒々しいリフがカッコいい( ˘ ˘ )ウンウン


バンドバトルへの出場が決まり、意気揚々と帰る車の中で流れるのが、レッド・ツェッペリンの「移民の歌」。
これって、今となっては「マイティ・ソー」の主題歌みたいな感じよね( ¯−¯ )フッ


女性の校長先生役はジョーン・キューザック
ジョン・キューザックのお姉さんです( ¯−¯ )フッ
デューイに誘われ、パブで飲んでいるところで流れるのはスティーヴィー・ニックスの「エッジ・オブ・セブンティーン」。
スティーヴィー・ニックスって、フリートウッド・マックに在籍していたヴォーカリストですね。覚えてます?フリートウッド・マック。GotGの「リミックス」で「The Chain」が使われてましたね。この曲はスティーヴィーのソロアルバム「麗しのベラドンナ」に収録されています。


保護者会に向かう途中、車でかかる曲はデヴィッド・ボウイの「ムーンエイジ・デイドリーム」です。この曲を聴くと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を思い出すよね~( ˘ ˘ )ウンウン


そして、嘘がバレる……。
目覚める子供たち!
自分たちで行動を起こす!
これこそがロックだ~~~\(^o^)/


最後のバンドバトルで演奏する曲がいいよね~。
オリジナルですが、いろんなロックの要素が詰まってる( ˘ ˘ )ウンウン
ジャック・ブラックがアンガス・ヤングのようにスクールボーイ・スタイルになっているのがたまらん( ¯−¯ )フッ

僕はこの曲聴いて、感動で泣けてきました!
演奏する子供たちは天才キッズで、本当に演奏してるんですよ!すごいなぁ。

そして、アンコールからエンドロールへと流れる場面のナンバーは、AC/DCの「イッツ・ア・ロング・ウェイ・トゥ・ザ・トップ」をスクール・オブ・ロックの演奏で。
ハッピーエンドでサイコーのエンディング。


はぁ、たまらん。
サイコーにクールでした!
この映画の紹介をすると、ロック史が俯瞰できましたね( ˘ ˘ )ウンウン
リンクレイター監督に全く触れてませんが、実は今作以外は観たことない(笑)ゴメンチョ




そういえば、Eテレで「スクール・オブ・ロック」のドラマが始まったんだけど、ちょっと好きじゃなかった……。やっぱり映画版がいいよね!

「ロックの日」にロック映画。
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