最高にロック!!
どうしようもない偽物教師デューイが秀才の子どもたちにロックを教える映画。
子どもたちがロックに触れて生き生きとしているところがグッとくる。
ネッドや校長先生も好き。
「諦めてしまった大人」でも、まだ、きちんと魂は持っているというところが。
ネッドがドアを閉めてバンド・バトルに行くところとか、校長先生がいてもたってもいられなくてステージ裏に入って来るところとか、好きだなぁ。
どうしようもない主人公デューイでも、子どもたちにきちんと謝ったりするあたり、筋は通っていたりする。
デューイの最初の目的はバンド・バトルでの優勝であり、金であったのが、ライブ前には
優勝ではなく、最高のステージ。
金ではなく、人々の心をシビれさせること。
となっているのが最高にロックで良い。
子どもたちやネッドだけでなく、デューイも大切なものを取り戻したのではないだろうか。
物語の最初にはダイブしても誰にも受け止めてくれなかったのに、ラストでは受け止めてもらえるのもいいですね。
ホントに最高、ロックな映画です。
ロックの本質は、反抗!!!!