えいがうるふ

スクール・オブ・ロックのえいがうるふのネタバレレビュー・内容・結末

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

音楽的には決して嫌いなジャンルではないのだが、ハッチポッチステーションのグッチ裕三と同じく、主演キャストのキャラがくどすぎる。それを面白いと思えるかどうかでこの映画の評価はがっつり別れてしまう気がする。あ、グッチさんは大好きですけど。
破天荒で自己中でもとにかく熱い!!それでこそロック!・・じゃないだろ。主人公のクズっぷりは共通でも、ブルース・ブラザーズのようなソウルがこの作品からは感じられなかった。結局クズな大人が子どもをダシにぶち上げた俺様アゲアゲ物語に終始している感がキツい。
子役の皆さん自分で弾いてるそうですが、確かに上手い。すごい頑張ってて偉い。でもそれぞれのパートを妙に小器用に演奏してみせる子役達を順繰り見せられると、上司の家で親バカホームビデオを延々と見せられるような居心地の悪さをどうしても感じてしまう私はよほど心が狭いのだろうか…。