「スクール・オブ・ロック」に投稿された感想・レビュー

のび
のびの感想・レビュー
2016/08/20
4.0
『スクール・オブ・ロック』、暗い表情、不安な表情を浮かべていた子どもたちが、最後には必ず楽しそうで晴れやかな表情を浮かべるのが印象に残る。人々が抱える鬱屈した暗い感情さえも、ロック的な言葉にして、ロック的な歌として声に出す。すると、そこには人を輝かせる力、さらには世界を変える力が宿るのだ。

子どもたちにロックを教えるのはニセ教師デューイ。ひとりよがりな演奏をしてバンドから追い出されてしまうロックバカな暑苦しい男だ。もともとがたまった家賃を支払うためにバンド・バトルで賞金を手に入れようと目論む私利私欲が、デューイの行動原理だ。だからこそ、デューイが奮闘する姿にはある種の本気さ・真剣さがある。

そもそもの理由や動機はどうあれ、デューイは本気で子どもたちにロックを教えて、本気で最高の演奏をすることを目指した。すべての子どもたちに役割を与え、子どもたちが不安を抱えればお前ならできると励まし続ける。そんなふうにデューイが本気で最高のステージをつくり出そうとする姿は、すがすがしさを覚える。

『スクール・オブ・ロック』はセクシーなデブ・デューイというキャラクターがあってこその物語だ。
水玉
水玉の感想・レビュー
7時間
5.0
笑えるしロック好きでもそうでなくても良いコメディー映画
観た後スッキリする!
YutarouMatsuo
YutarouMatsuoの感想・レビュー
8時間
4.5
子どもがイキイキしている感じが、ワクワクしていい。
最後の演奏はかなりロック。
しょたろ
しょたろの感想・レビュー
10時間
4.0
深いことを考えずに気を抜いて楽しめる良映画
子供がかわいい
Leon
Leonの感想・レビュー
19時間
4.2
ジャック・ブラックももちろん素晴らしいんだけど、子ども達の演奏がとにかくカッコ良かった!

ロックの授業を通して少しずつキャラが表れてくる子ども達がとっても良い…笑

使われてるロックの曲、あんまり知らなかったけどそれでも楽しめた!楽しい映画。
As
Asの感想・レビュー
19時間
4.0
記録
シパシパ
シパシパの感想・レビュー
1日
4.3
ロックとは反抗である。

ダメ男がひょんなことから超名門校の教師に...そこで行われるロックな授業...

確かにダメダメなデューイですが、とても熱い男ですねぇ。
さらにあの子供たち、大人に反抗することで、認められ、さらにまた成長するんでしょうねぇ。

10年以上も前の作品ですが、これは自分の子供と一緒に見たい!と思える作品でした!

車の中でLed Zeppelinの移民の歌のシーンがツボです(笑)
a
aの感想・レビュー
1日
3.5
記録
ブラウグラナ
ブラウグラナの感想・レビュー
1日
4.8
あーあー。マイテス、マイテス。ちょっと聞いてほしい。てか、聞け!俺はまあ、いい歳して映画ばっかり観てるボンクラだ。ボンクラってのは、バカだのアホだのポンコツだのとはちょっと違う。盆の中にある賽の目を見通すことができない、世の中のことが分かっていない負け犬、それがボンクラ (盆暗) だ。でも、ボンクラだから見えるもの、聴こえる声もある。

リチャード・リンクレーター監督による最高すぎる青春ロックコメディ!主演はジャック・ブラック。大好きな作品です。学園物として、コメディとして、音楽映画としても最高。でも、それだけじゃないから、映画としても最高なんだ!

主人公は、夢にすがりつくロッカー、デューイ。彼は叫ぶ!聞け、俺の最高のロックを!だが、それは観客はもちろん、同じバンド仲間にも届かない。シャツを脱ぎ捨て、客席にダイブする男を受け止める者はいない。カメラが回り、そのまま自室でだらしなく寝る姿が、今のデューイそのものだ。同居の親友からは家賃を払わないなら出てってくれと言われ、バンドからも外される。そんな袋小路で、1本の電話が鳴り始める…。

デューイは完全にボンクラだ。自らの主調はするが、結局、誰も聞き耳を持ってくれない。それは周りが悪いのか。そうではないと思う。デューイは確かに熱いロックへの想いを持ちつつも、純粋さは失われていた。売れたいとか、成功したいとか、それはロックではない。つまり、ボンクラからポンコツになりつつあったのだ。

だが、人は出会いで変わることがある。それは立派な大人や優秀な人物とは限らず、10歳の子供たちってこともあるのだ。デューイは偽の教師として、お金のためにハイソな学校に潜りこむ。さらには、自己満足のために子供たちをロックバンドに巻き込んでいく。ロックとは程遠い、ただの我儘だ。だが、子供たちは、その純粋さからデューイの言葉に耳を傾けた。そして、そんな子供たちの純粋なロック魂に触れることにより、デューイは気付くのだ!失われていた自らのロックに!

「スクール・オブ・ロック」。直訳すれば、"ロックの学校"。冒頭で青春ロックコメディと呼んだが、誰の青春なのか。誰がロックを学んだのか。それは、他でもない、偽りの教師デューイなのだ!だから、本作のラストでデューイは答えを見つける。ロックは誰かに認めてもらうもんじゃない。聴く人に届けるものだ!そんな彼のダイブは、今度こそ受け止められる。それは彼の青春の終わりを意味し、ロックからの卒業を意味するんだと思う。けれど、それを受け継ぐ者がいる。それはもちろん、これから青春を迎える10歳の子供たちだ!ともにロックした、小さな仲間たちだ!

一瞬もダレることなく展開するテンポは本当に素晴らしいし、デューイはもちろん、子供たちや校長も的確にデフォルメされ、コメディとして文句なく笑える。そして、破天荒でグレートなティーチャーが学校を変える物語でもある。だが本質は、一人のロッカー野郎の不様な青春の終わりであり、熱い魂を取り戻す物語なのだ!そんなもん、泣けるに決まってる!!

こうして、デューイはボンクラじゃなくなっていく。そこには、ほんの僅かなセンチメンタルが香りつつ、現実を生きる大人たちへの応援歌があるのだ!
マイクロフォンの中から!でっかい声で言ってやる!聴こえるかい?Bon courage!! 傑作!!
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