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赤胴鈴之助 鬼面党退治のmitakosamaのレビュー・感想・評価

赤胴鈴之助 鬼面党退治(1957年製作の映画)
3.6
デアゴスティーニで初鑑賞。面白い!赤胴鈴之助がこんな面白いと思わなかった。なんというか少年ジャンプ的なキャラクター劇なんだよね。
3作目にして鬼面党編が始まる。
新たな敵の鬼面党か現れ、お家断絶になった武家の財宝を狙う。
党首の鬼首十郎太、娘の鬼首一馬、謎の怪人山犬神。
もちろん従来の物太夫・岳林坊コンビに、オラの大好きな竜巻さんも登場する。
吹き矢で襲ってくる山犬神、その正体も含め強キャラだよなぁ。

そして物語の幕引きに、さらに新キャラ大鳥赤心斎!真空切りで鬼面党を打ち倒す。

赤心斎へ弟子入りの旅に経ち、映画は終わるが、さらに物語が続く。
新キャラを出して物語を繋ぐ、新技を会得してパワーアップの儀式を通過する。まさにジャンプ的ストーリー展開じゃないか。時代を先取りしてるなぁ。

しかし、前作で鈴之助は真空切りを既に使ってるんだよな。あれが無ければもっと繋がったのに。
亀仙人に弟子入りしてカメハメ波を会得する悟空、みたいになったのにね。
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