eiganoTOKO

大人は判ってくれないのeiganoTOKOのネタバレレビュー・内容・結末

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃、同級生にいたみんなの憧れの男の子二人組がいたんだけど、その子たちのこと思い出す。
更生するチャンスではなくて、大人が道を選択させてあげるチャンスはいくらでもあったのにね。子供の失敗じゃなくて大人の失敗。無実がきっかけだったのに、ひでえ。

車を止めて投げキス
知らないゲーム
詩じゃなくてラップのリリック
チェックのジャケット
家も気の強い母ちゃん
裕福とはいえない環境
くだらない先公
野ウサギの詩
無実の罪
兵役の現実
母親の浮気
基地のような隠れ場
誰かの作品の丸写し
大人の映画館

嘘をついて母を死んだことにしたり、家出してみたり。欠席届を真似して書いてみたり…
あるある。小学校の時、かなりやってた友達も含めて。僕らの七日間戦争みたいなのもね。でもさー、パクリはダメだけど、バルザック見つけて書いたとこ褒めてよ〜って思うよね。才能全部潰して立派な大人の犯罪者ってか。どうすんだ。

バルザック
我れ発見せり
エディプスコンプレックス?
バルザックも母親の愛を渇望してた。

後で調べたらトリュフォーの子供時代を反映してんだね。映画を三人でみて楽しそうに笑うシーンが切ない。ラストの覚悟決めた顔が印象的。

どうでもいいけど、とっくりセーターみると包茎を治す広告思い出しちゃうひといるはず。あれひどいのに忘れられない
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