ぺ

紅の豚のぺのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
4.0
軽やかで可愛い映画✨
映画の長さも短くていい感じ!
軽い気持ちでクスッと笑いながら、観ると晴れやかな気持ちになるような感じ。海と空の青に綺麗な赤の飛行艇が映え映え。

・軽快な音楽がとても良い!
空中戦をしているのだけれど、戦争のように血みどろの恐ろしい戦いなのではなくて、お互いに何かしらの優しさがあるというか、温かい(当人たちが楽しめるような?)戦いなんだって感じた。
悪党の人たちもみんな温かみがあって戦時中であるにも関わらず、ずーっと人々の心の平安と温かい雰囲気を感じる。

・カッコいい豚さん
ザ・イケおじの豚がかっこいい。こういう人いるよな〜。どこかはっきりしないんだけど、優しさはすごく伝わってきて、私には理解できないくらい色んなことを考えてるんだろうと感じるというか。素敵な人間性が滲み出てるみたいな(笑)

・なんで豚になったのか
なんで豚になったのかという疑問についてしっくりきたのは、自分で自分を呪っているという案。
沢山の人々の命を奪う戦争に反対でありながらも、国のために亡くなった人々こそが良いやつであり、英雄として戦火に赴かないことに罪悪感も持ち続けていて…。
豚の顔が人間に戻る二つの瞬間について、「自分のことを愛されていい存在だと思えた瞬間に人間に戻るのではないか」という誰かの意見に共感した✨

・ジーナとフィオが素敵!
二人ともめちゃめちゃ美人で内面も素敵。
ジーナはとにかく綺麗で良い女。一方でフィオは溌剌としてて真っ直ぐで、光線のような明るさ😂
ぺ