田中太郎

紅の豚の田中太郎のレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
3.9
[pickup再レビュー]

ジブリ見返そうコーナー。
何気に1回しか見た事なかったので結構楽しみに視聴。

めちゃくちゃ面白かった。豚なのに、豚だから、ポルコロッソがかっこいい。男の中の…いや、豚の中の豚。

それに対するジーナとフィオというダブルヒロインも素晴らしかった。

完璧な大人の魅力を放つジーナと
わんぱくで子供っぽいんだけど芯があるフィオ

この三角関係がたまらなくいい。
この映画では割とそういった恋愛要素が肝になる。しかし直接的にポルコロッソと誰かが結ばれる描写はない。

しかし「飛べない豚はただの豚」

このセリフを聞いてしまうと何故か納得いってしまう。ポルコロッソは空が似合う豚であり、空こそが居場所なのだと。

ラストシーンの一瞬の出来事が素敵すぎて、そのシーンを見たいがためにもう一度見たいとさえ思える名作に感じた

この頃のジブリは無敵だな(何回目)
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[この映画のBest俳優]
ポルコロッソ
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆
田中太郎

田中太郎