ピッコロ

紅の豚のピッコロのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
5.0
カッコイイとは、こういうことさ。

世界一カッコいい豚さんが、大空でワチャワチャするバカな男達の物語。
個人的ジブリランキング(誰も知らない)では2位にあたる。
そして、今作に登場する見かけよりもお尻が大きい"フィオ・ピッコロ嬢"!
個人的ジブリヒロインランキング(誰も知らない)で、堂々の1位である。
もう、メロンメロン🍈。
手出すなよって言われたけど、手出しちゃうよね。

宮崎監督の趣味全開な本作。
最初観た時は、お子ちゃまだったから、何が面白いのかサッパリだった。
繰り返し観ていく内に大好きになった不思議な映画。

それにしても、宮崎監督が描くスパゲティの美味しそうなこと。
よだれがボトボト出てきそうだ!
そんで、おばあちゃん達が、とっても元気。
女性の方達が、いつも強く生きてるので、清々しい気持ちになる。
ジメジメした映画なんて、観たくない!

大人の魅力と色気がムンムンしているジーナに、未だに惹かれない自分は、まだまだお子ちゃまなのかな?
そんな自分を観てローストポークが、笑ってらぁ~。

ポルコもカーチスも、何もしなければカッコいいのに。
時々、アホになったり、バカなことしたり、どこか抜てけてる部分があったり、人間臭いところが魅力。
だから、カッコいい!
つまり、カッコイイとは、こういうことさ!

あんまり目立たないけど、フェラーリン少佐も良い男よ!!!


🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽🐽
アドリア海の大空には、今もバカな男達が飛んでいる。
陸で待つ一人の女性。
誰にも気づかれないように、
赤い、赤い飛空艇が、今日もあの庭に・・・。
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