何故か今まで生きてきた中でこの作品だけ見る機会を失っていた。
それまで子ども向けの作品を多く手がけてきた宮崎駿が、初めて大人向けに制作した作品が紅の豚。
時代は第一次世界大戦後から第二次世界大戦に突入するまでのイタリアが舞台。
当時の時代背景を理解しておくと、この作品をより楽しめることでしょう。
(基本的にジブリ作品は時代背景や時代設定などを、予め見て鑑賞することを僕はオススメします。)
とにかくポルコ・ロッソことマルコが漢気溢れカッコ良いのである。
男が憧れる男は彼もそういった類の1人だろう。
そしてジーナを待たせ、さらに惚れまでさせているあたりが非常に憎らしい。
フィオを賭けてカーチスとのドッグファイトも、泥臭いながらもフィオのためにも絶対負けないんだと言う意気込みに、男なら胸が熱くなるでしょう。
元々続編作成の構想があったようです。
それを聞いてこのラストにも納得。
宮崎駿監督、続編の制作熱望いたします。笑