やっば。過去シリーズと比較して桁外れに面白い。神回では。
ここ最近の本シリーズは、「喜劇×人情」のバランスが安定してきて良い、と繰り返しコメントしてきた。
そして本作において、そのバランスは極致に。
黄金比。
単にバランスが良い、というよりも、双方の要素がビンビンにシナジーを生んでるのが最高なんだよね。「喜劇」が深まることで「人情」がより豊かに、「人情」が豊かになることで「喜劇」がより深く。
最後のお父さんを無理やり結婚式に連行するシークエンスなんか特にそれ。
あと、やっぱ尾崎紀世彦が完璧すぎる・・・。
なんなんこの頑固親父の悲哀・・・。
それを「酒場」(敢えてバーとは呼ばない笑)での孤独な背中で表現するあの感じ。
そりゃ上述の結婚式シーンは泣いてしまうだろ。。やめれ。
ということで。おすすめです。