ロミー・シュナイダーの観る
ロザリーは夫と別れセザールと
同棲中。彼女の前に仕事のため
アメリカに去った恋人ダビッド
が現れセザールは動揺し
監督 クロード・ソーテ
イヴ・モンタン演じるセザールは仕事有
能でエネルギッシュな男。気持ちより体
が動くタイプで動揺ぶりも半端ない。
サミー・フレイ演じるダヴィッドも仕事
有能だが口数少なくどちらか言えば静で
数年ぶりに会うロザリーに対しての落ち
着きぶりもセザールとは正反対。似てる
ようなそうでないような二人の男の物語
にも見える
映画に感情で動くところが有るとすれば
フランス映画は面白い。理解も共感も反
感もなく何故こういう事が出来るのか、
こういう関係を作れるのかと考えると面
白いです
ロミー・シュナイダー演じるロザリーの
立ち位置も面白い。エキセントリックな
女性ではないのでセザールを許容しよう
とするもダヴィッドにも惹かれて。二人
の間で揺れる女性というよりも穏やかに
見守る母のようでも。動くという意味で
は物語上の主役ではないかも。彼女を巡
っての物語なので主役なんですけど
ナレーションにミシェル・ピコリ
ロミーの妹に若~いイザベル・ユペール
クロード・ソーテ4本観ましたけど余韻
残り鑑賞後に思うとこ多くていいですね