旅するランナー

耳をすませばの旅するランナーのレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
4.0
【熱をさませば】

夢があるなぁ。
夢見る少年少女。
西東京の丘陵からの眺望のように、若者の未来は明るく広がる。

そして、誰もが磨けば光る原石。
みんなの中に光り輝く希望がある。
これは、天沢聖司役の高橋一生が、輝かしい俳優に成長したのが照明、いや、証明してます。

でも、いつのまに、夢や希望が狭まってしまったんだろう。
どうして、あの頃の熱は冷めてしまったんだろう。
この作品を定期的に地上波放送して、心に熱を取り戻す燃料にすることは大切だと思います。