コンクリートロードは、自然を侵す人工物に対する、宮崎駿さんの皮肉が混じった歌だったのか。
その流れがあるのかしら。自らの手で作るっていうことがいかに大事かっていう話にも取れる。好きなのは、雫が、「わたし分かったんです。書きたい気持ちだけじゃ書けない。もっと勉強しなきゃいけないって。」とおじいさんにぶつけるところ。何か本当に新しいものを作るには、まず既存のものを勉強しなきゃいけないって、雫がちゃんと気付くのかと思って。
初めて自覚的に言葉を使って相手の反応が返ってきた直後、水になって崩れ落ちるような感覚を抱いたことを思い出した。
(そうするとこれは、結構現代人が見た方がいい映画…?)