木野エルゴ

ジャック・ドゥミの少年期の木野エルゴのレビュー・感想・評価

ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)
2.7
映画監督ジャック・ドゥミの幼少期を描いたパートと、ジャック・ドゥミのインタビューパートで構成されたメモリアルムービー。監督と脚本は妻でジャックと同じく映画監督のアニエス・ヴァルダ。

初めて映画に出会った幼少期からパリの映画学校に入るまでの間で、作品に影響したエピソードをかいつまんで作られている。「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」「ロバと王女」など、どこか夢みがちな作品が多い印象だったが、父親からの反対を押し切ってまで映画の世界を夢見た幼少期があったからこそ作れた作品たちだったのかもしれない。
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