ジャック・ドゥミの少年期の作品情報・感想・評価

ジャック・ドゥミの少年期1991年製作の映画)

JACQUOT DE NANTES

上映日:2017年07月29日

製作国:

上映時間:120分

ジャンル:

3.9

「ジャック・ドゥミの少年期」に投稿された感想・評価

ドゥミの映画的記憶、ドゥミの映画的人生をヴァルダが綴ることによって、私映画、作家映画を超えた、映画そのものができてしまった。
年老いたドゥミを収めた静止したショット、少年時代のドゥミを追うカメラの対比がすごぶる面白い。泣きます。チャップリンのネガをお湯で溶かしてヤスリで削ったり、唐突に物が落ちる場面が多い
GATS

GATSの感想・評価

4.5
ジャック・ドゥミが、いかにして映画に触れていったか、彼の作品の引用やどアップなどを交えたドキュメンタリーでありながら、これをアニエスがやってしまったので、完全な別ジャンル映画になってしまったという可笑しさ。

過去の画もとっても素敵なんだが、挟まれる彼の撮影当時の姿が、なぜだか観ていて本当に泣ける。
これはジャック・ドゥミがアニエス・ヴァルダを見つめる目であるのだろうし、映画を見つめる目であるのだろう。
atsuman

atsumanの感想・評価

3.4
戦争の影響で非暴力になったみたいなくだりがあったけど、優しい作品を作りますよね、ドゥミもヴァルダも
かほ

かほの感想・評価

-
ドゥミの生い立ちや、作品のインスピレーションをどこから得たのかが分かる良質なドラマでした。
ドゥミのファンは絶対に見たほうがいい!!
ヴァルダが夫ドゥミに捧げた映画
単純にヴァルダの他の映画より気合入って撮られてるし撮る対象って重要なんだなあと思った
冒頭の長回しがいい。シーン1つ1つが短い。
tetsu

tetsuの感想・評価

5.0
「映画は人生だ。」


拝啓
アニエス・ヴァルダさんへ。

はじめまして、僕の名前はtetsuと申します。
幼い頃、母の影響で映画が好きになり、今でも時々、感想を書いているしがない大学生です。

思えば、僕がFilmarksを始めた最初の一本は、あなたの夫ジャック・ドゥミさんが監督をした『シェルブールの雨傘』でした。
それまで、僕が観てきた映画はハリウッドの大作や日本の娯楽映画、もっぱら商業的な作品が多かったような気がしますが、大学生になって初めて観た『シェルブールの雨傘』が、僕に新たな世界の扉を開いてくれた気がします。

そして、今回、本作が僕にとって500本目のレビューとなりました。

お恥ずかしながら、僕があなたの作品を見ることになったのは、訃報を知った今回が初めてでした。
通学途中の映画館で、偶然、あなたの追悼上映が行われていることを知り、足を運んだのです。

『ジャック・ドゥミの少年期』
本作であなたは、映画監督であった愛する夫・ジャックドゥミさんの少年時代を、白黒とカラー、そして彼の過去作を引用することで、見事に映し出していました。
幼ない彼の生き生きとした様子、映画との出会い、そして戦争。
彼の人生そのものが、まるで映画のようでありながら、経験そのものが彼の映画へと繋がっている。
この作品を観て「映画は人生だ」ということを実感した気がします。

もし、自分の人生が映画になったら、登場人物があまりにも魅力的すぎて作品として破綻してしまうなぁ~なんて思ったり。(おっと、これは蛇足でしたね。)

なにより、撮影当時のドゥミさん本人を映すカメラの背後には、あなたの夫に対する優しいまなざしが見えてくるようでした...。

年老いても少年期の事を思い出しては、文字に書き起こすというドゥミさん。
そんな彼の言葉に呼応するように、あなたは本作を作ったのですね...。

国も年齢も生きた時代も全く違うけれど、現代に生きる僕にとって、そんなあなたとドゥミさんの関係性は、心から愛おしく、胸を打たれるものでした。

この映画に出会えて本当に良かった。

僕がここに文章として残したように、あなたたちの愛は、これから先も、たくさんの人々の心の中で生き続けるでしょう。

少し遅くはなりましたが、
お二人とも、
どうか安らかにお眠りください。
Ryotal

Ryotalの感想・評価

4.2
少年ジャック・ドゥミ(愛称ジャコ)がどのようにして映画に関心を持ったのかを、ドゥミ自身のインタビューを交えながら描かれる。映画に猛反対する父親と陰ながら援助と応援をする母親。いくら反対されようが、映画を撮り続けるジャコ。

ドゥミをよく知る妻のアニエス・ヴァルダだからこそ、日常を作品に盛り込むジャック・ドゥミだったからこそ、生まれた奇跡に近い作品。度々挟まれるドゥミのクローズアップ映像は特に惹かれる。
mizubara

mizubaraの感想・評価

4.0
映し方や、編集、時代背景、全て好きでした。
uyuyu

uyuyuの感想・評価

3.9
映画を愛し、映画に愛され、妻ヴァルダに愛されたジャックドゥミ。愛に満ちあふれた、しあわせな映画体験だった。
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