ユートスカイウォーカー

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのユートスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

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今日からは共和国がどのように帝国と変わったか、そしてアナキン・スカイウォーカーがいかにしてダース・ヴェイダーとなっていったのかを、第一章から第三章までをかけて説明していきます。

授業に移る前にビデオ教材の『スター・ウォーズ エピソード1/見えざる脅威(ファントム・メナス)』は予習済みですか?まだの方がいたら必ず先に予習をしてください。

それでは早速ビデオ教材にそって授業を進めていきましょう。



32BBY、利益確保のため元老院へ抗議行動のため、通商連合はアウター・リムに位置する惑星、ナブーを武力によって封鎖。物流を完全に止めてしまいます。
しかしその裏にはある人物による恐ろしい計画が隠されていました。
これを”ナブー危機”といい、のちのクローン戦争の火種となります。
通商連合と元老院について少し説明しましょう。

350BBYに貿易グループとして設立された通商連合は、長い歴史の中で主要の貿易ルートを全て支配するまでに成長し、バトル・ドロイドによる私設軍隊を保有するまでにいたりました。

元老院とは銀河共和国の立法および行政部門で、共和国の首都とも言える惑星、コルサントに置かれていました。
いわば、銀河を納めるの政治家ですね。

ビデオ教材では欲のため元老院へ抗議運動をする通商連合の幹部、ニモーディアン(種族の名称)のヌート・ガンレイと、共和国の転覆を目論むシスの暗黒卿、ダース・シディアスとの思惑が一致し、お互いは同盟を組むことになります。
元老院の最高議長バローラムは通商連合と和平交渉を行うため、二人のジェダイを送ることとなります。
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■Point:
・ヤヴィンの戦いから32年前の出来事。
・元老院とは銀河の政治家。
・通商連合は元老院をも動かす大企業。
・通商連合は小国を攻めれるほどの私設軍隊を持っている。
・通商連合を裏で操るのはダース・シディアス。
・赤目のエイリアン、ヌート・ガンレイは通商連合の幹部。
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送られた二人のジェダイを見ていきます。
ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンとそのパダワンである若き日のオビ=ワン・ケノービです。
ジェダイのシステムについては追々説明します。
今はマスターが師匠、パダワンが弟子とだけ覚えておいてください。
クワイ=ガンはかつての弟子、ザナトスの修行に失敗しており、それ以来頑なに弟子を取ることを拒み続けました。
ヨーダによって十分に基礎を学んだオビ=ワンはすでにパダワンとなる実力を身につけており、クワイ=ガンに弟子として迎えるようヨーダは勧めます。
クワイ=ガンはこれも拒みますが、再び現れたザナトスをオビ=ワンの活躍により撃退を成功したことでついにクワイ=ガンはオビ=ワンを弟子とすることを決意しました。
以来二人は師弟関係となり銀河中を駆け巡ることとなります。
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■Point:
・ジェダイ・マスターとは熟練したジェダイの称号。
・パダワンとは訓練中のジェダイの称号。
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ダース・シディアスはヌート・ガンレイにジェダイの抹殺を命じ、和平交渉は決裂。
通商連合にナブーを攻めさせることで共和国に混乱を巻き起こし転覆を図るのでした。
惑星ナブーのアミダラ女王は元老院が動き出したことをヌート・ガンレイに告げ、封鎖の解除を求めますがこれを拒否し、ナブーの全通信網を遮断してしまいます。
ついに通商連合はナブーに攻め入ります。
これを知った二人のジェダイは通商連合の上陸船に紛れナブーへと降り立ちます。

ミッドリムに位置する惑星ナブーは広大な草原や沼地、海洋が広がり非常に自然が豊かな惑星です。
地質学的にも特異なこの惑星は、コアを覆う流動物質が存在せず網目状の洞窟で惑星の内部を構成しています。
要はマグマが存在しないということですね。
また惑星のコアに近づくにつれ、大型のモンスターの生息地となっていきます。
原住民は両生類型の種族でグンガンといい、オート・グンガと呼ばれる特殊な集落を水中に作って生活しています。
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■Point:
・ダース・シディアスはナブー危機を利用し、共和国に混乱を巻き起こそうとしている。
・ナブーは他の惑星との通信を遮断されてしまい、完全に封鎖状態となる。
・ナブー危機を救うため、通商連合の攻撃を免れるため、二人のジェダイもナブーへ降り立つ。
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ナブーに降り立った二人のジェダイは地上を彷徨うグンガン(種族の名称)のジャー・ジャー・ビンクスと出会い、ナブーの危機をグンガンに伝えるため、そして協力を得るためグンガンの住む水中集落オート・グンガへと向かいます。
しかし、移民者である人間を嫌うグンガンは指導者ボス・ナスを筆頭に皆耳を貸しません。
クワイ=ガンは一先ず説得を諦め、ジャー・ジャーを連れアミダラ女王がいる首都シードへと向かいます。
ちなみにジャー・ジャーが地上をさまよっていた理由はオート・グンガで数々の不祥事を起こし、グンガンにとって危険な存在と判断されたため地上への永久追放をされたためです。
彼はしばらくの間、自然での自給自足を余儀なくされ孤独な生活を過ごしていました。
しかし二人のジェダイと出会ったとこで彼の運命は大きく変わり、結果的に共和国の運命までも大きく変えてしまうのです。
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■Point:
・グンガン族は人間を嫌っている。
・今後ジャー・ジャーは共和国の運命を大きく変えることとなる。
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一方、首都シードはすでに通商連合のバトルドロイドによる軍隊に制圧され、アミダラ女王を含むナブー王室諮問評議会のメンバー達は拘束され連行されていました。
シードに到着した二人のジェダイによりアミダラ女王は救われ、直接元老院へ故郷の危機を訴えるため惑星コルサントへと向かうべく、ロイヤル・スターシップに乗り込みナブーからの逃亡を図ります。
しかし、ナブーの軌道上に待機していた通商連合の司令船に集中砲火を浴び、シールドを失います。
この絶体絶命のピンチを救ったのはナブーの王室に仕えていたR2-D2でした。
壮絶な弾幕のなか、シールド装置を修理したことで最初の英雄活動を披露し、以後銀河の歴史の中第一線で活躍し続けることとなります。
しかし、この攻撃の影響でロイヤル・スターシップはハイパードライブが故障してしまい、パーツを交換しなくてはコルサントはおろか周辺の星域から出ることさえままならなくなってしまいます。
止むを得ず一行は、ハイパードライブのパーツを手に入れるため、辺境の無法惑星タトゥイーンへと向かいます。
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■Point:
・R2-D2はナブー出身。
・ロイヤル・スターシップはハイパードライブを失ってしまう。
・ハイパードライブがないため遠方の惑星コルサントへ行くことができない。
・パーツを手に入れるためタトゥイーンへ向かう。
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一行は目立つことを避け、タトゥイーンの町から離れた砂漠地帯へと着陸します。
クワイ=ガン、アミダラ女王の侍女パドメ、ジャー・ジャー、R2-D2はパーツを求めて近郊の町モス・エスパへと向かいます。
トイダリアン(種族の名称)のワトーが経営するジャンク店で目当てのパーツを発見するも辺境の惑星タトゥイーンは共和国に属していないため共和国共通のクレジットが使えず、パーツを手に入れることが困難となってしまいました。
EUに属していない国でユーロが使えないといった感じでしょうか。

ちなみにトイダリアンの故郷がハット族の故郷と近いことや、ジェダイによるマインド・トリックに耐性があることからハット族の縁戚ではないかと言われています。

この状況を救ったのはワトーの店で働く9歳の奴隷少年、アナキン・スカイウォーカーでした。
彼は自作でポットレーサーや、プロトコルドロイドを作ってしまう天才少年で、この時アナキンが作成していたプロトコルドロイドこそC-3POであり、後に本人の意思とは裏腹に銀河へ飛び出していくこととなります。
ワトーは無類のギャンブル好きで、後日開催されるポット・レースを利用してパーツを手に入れることを思いつきます。
ポット・レースとは主にアウター・リムを中心に広く人気があり、このレースに挑むレーサーには常人離れした反射神経を要求されます。
レーサーとして優秀なアナキンを見たクワイ=ガンは少年にとてつもなく強大なフォースが宿っていることを見出します。
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■Point:
・モス・エスパはアナキンの故郷。
・第四章に出てきた町はモス・アイズリーで、場所が違う。
・パーツを買うお金がない。
・パーツの所有者はギャンブル好き。
・ポットレースの勝敗でパーツを賭ける。
・C-3POを作ったのはアナキン。
・ポットレースには並外れた動体視力が求められ、ジェダイのようなフォースの感知者でないと人間には不可能。
・アナキンはポットレーサー。
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アナキンの家に招かれたクワイ=ガンたちはアナキンの母、シミ・スカイウォーカーに息子には父親が存在しないことを聞かされると、クワイ=ガンはアナキンに特別な何かを感じます。
アナキンのミディ=クロリアンの値を検査するとヨーダをも凌ぐ力を秘めていることが発覚します。

ミディ=クロリアンとはあらゆる生物の細胞ないに存在する知性を持った微笑生命体のことをいい、この値が大きいほどフォースの力が強いと思ってよいです。
通常の人間の場合、一つの細胞内に2,500ほどとなりますがアナキン・スカイウォーカーの場合、20,000を超えていました。これは歴史上で最も大きな値となります。

これにより、クワイ=ガンは彼がフォースのバランスを保つと予言された選ばれし者だと確信しジェダイとして育てることを決意します。
父親のいないアナキンはミディ=クロリアンから生み出されたとされており、その存在がフォースが神として存在すると主張する人もいますが、実際のところ真相はわかっていません。
翌日、クワイ=ガンたちの運命を左右するポット・レースが開催されます。
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■Point:
・ミディ=クロリアン値が高ければ高いほどフォースが強い。
・アナキン・スカイウォーカーはミディ=クロリアンから創り出された。
・常人のミディ=クロリアン値は2,000ほど。
・アナキンのミディ=クロリアン値は20,000を超えヨーダを凌ぐ。
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ポットレースに勝利したアナキンの活躍により、ハイパードライブを手にしたクワイ=ガン達はアナキンを連れてタトゥイーンを飛び立ちようやくコルサントへと向かおうとします。
しかしその時、ダース・シディアスの弟子、ダース・モールが突如として現れクワイ=ガンとライトセイバーによる一戦を交えることとなります。
この戦いはジェダイにとっては衝撃的なものでした。
というのもシスは2,000BBYに滅んだとされていたためです。
こうしてシスは2,000年の空白を破り再び銀河の表舞台へと姿を現したのでした。

顔面に施されたタトゥーと数本の角により、見る者に強烈な印象を与えるダース・モールはザブラクという種族で、もともとザブラクは産まれてからそれぞれ異なったタトゥーを顔に入れる文化がありますが、ダース・モールの場合ダース・シディアスによって施された忠誠の証となっています。
ダース・モールの他に、ジェダイとしてイース・コス、エージェン・コーラーがいます。

ちなみにポットレースの会場に一瞬だけ姿を見せる白い肌にチョンマゲのような髪型をした女性が有名なバウンティハンター、オーラ・シングです。
彼女もまた元ジェダイです。
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■Point:
・アナキンはクワイ=ガンにより奴隷から解放される。
・母、シミ・スカイウォーカーとは離れ離れとなってしまう。
・およそ2,000年ぶりにジェダイとシスは戦った。
・ダース・モールはダース・シディアスの弟子。
・オーラ・シングのフィギアは超高額!
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コルサントに到着したアミダラ女王は、ヴァローラム最高議長に迎えられ、ナブー選出のパルパティーン議員の元へと向かいます。

最高議長とは元老院のトップのことを言い、この時ヴァローラムは汚職疑惑により信頼を失っており、さらには多くの議員が通商連合に買収されているとパルパティーンは言います。
ナブーの問題を扱う臨時議会が開催されますが、ヴァローラム最高議長が下した決断はとてもナブーを救えるものではありませんでした。
これによりアミダラは最高議長の解任を提案。
すでにヴァローラムは信頼を失っていたため、満場一致で可決します。
新たに選ばれた最高議長はパルパティーンでした。
これらヴァローラムの汚職疑惑から全てはパルパティーンの策略で彼の思惑通りにことは進んでしまい、パルパティーンは共和国で最も力のある人物となってしまいます。
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■Point:
・汚職疑惑により、ヴァローラムの信頼は最悪だった。
・ヴァローラムが出した決断ではナブーは救えない。
・アミダラによりヴァローラムの解任が要求され可決する。
・新たな最高議長はパルパティーン。
・事実上、パルパティーンは銀河で1番の権力者となった。
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一方、コルサントにあるジェダイ聖堂ではジェダイ評議会が招集され、クワイ=ガンによりシスの復活が報告され、アナキンを弟子に迎えたい旨を報告します。
しかし、評議会のメンバー達はアナキンの修行に疑問を感じ、一旦保留とされてしまいます。

ジェダイ評議会とはジェダイ達を導く立場にいる12人のジェダイ・マスター達のことをいい、生涯を評議会として過ごす5人、自ら辞任するまで議席を持つことができる4人、任期が決められた3人から構成されています。
要はジェダイの幹部です。
評議会のメンバーやジェダイ・オーダーの仕組みについては第二章、第三章で少しずつ説明したいと思います。

このようにコルサントには共和国を動かす主要な機関が多数存在し、必然的に銀河の中心として扱われていました。
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■Point:
・ジェダイ評議会とはジェダイの幹部。
・惑星コルサントは共和国の首都的存在。
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ナブーではすでに全土を占領下に置かれ市民達は苦しめられていました。
一刻を争う事態にアミダラはナブーへ戻ることを決意し、クワイ=ガンとオビ=ワンも再び護衛としてナブーへ同行することとなります。
戦力確保のため、ジャー・ジャーを橋渡しとしてグンガンとの同盟を試みたアミダラでしたが交渉は難航します。
その時、アミダラの侍女パドメが前に出ると自分こそアミダラ女王だと告白します。
今までアミダラ女王を装っていたのはサーベという人物でアミダラ女王の影武者だったのです。
パドメの必死の説得によりついに同盟は結ばれ、通商連合との戦いが始まるのでした。
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■Point:
・パドメが本物のアミダラ女王。
・アミダラ女王に扮していたのはサーベという影武者。
・グンガンとナブーの民は同盟を結ぶ。
・同盟に貢献したのはジャー・ジャー・ビンクス。
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首都シードの王宮に居座るヌート・ガンレイの元へ向かう最中、タトゥイーンで相見えたダース・モールが皆の前に立ちはだかります。
シスとジェダイはお互いの戦うべき相手を素早く認知し、ここから2,000年の時を経たシスとジェダイの戦いが始まります。
ダース・モールが扱うライトセイバーはダブル=ブレード・ライトセイバーといい、この当時ジェダイでは訓練用に保管されていたもののみの存在で、実践として戦うのは初めてでした。
激闘の末、クワイ=ガンは一瞬の隙を突かれ敗れてしまいます。
それを目の当たりにしたオビ=ワンは怒りに身を任せダース・モールに切り掛かりますが、両者の力の差は明らかでした。
絶体絶命のピンチの中、今度はオビ=ワンが一瞬の隙をつき、クワイ=ガンのライトセイバーに寄ってダース・モール葬ります。
死んだと思われたダース・モールでしたが、この時一命を取り留め、再びクローン戦争時に姿を現すこととなります。
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■Point:
・ダース・モールとはクワイ=ガンとオビ=ワンの二人掛かりで互角。
・オビ=ワンが戦いから切り離されてしまいクワイ=ガンとダース・モールの一騎打ちになる。
・力の差を見せつけられクワイ=ガンは敗北。
・ダース・モールの油断によりオビ=ワンは勝利する。
・クワイ=ガンはオビ=ワンにアナキンを託す。
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二人のジェダイ、アナキン、ナブー軍、グンガン軍、それぞれの活躍によりナブーの危機は去りました。
ヌート・ガンレイは共和国当局に身柄を引き渡され、法の裁きを待つこととなります。
しかしシスの復活が露呈され、これから共和国は混沌とした時代へと突入していきます。
亡きクワイ=ガンの意志を継ぎ、オビ=ワンはアナキン・スカイウォーカーを弟子にとります。
ライトサイドからは選ばれし者の期待を…
ダークサイドからはジェダイの撲滅の期待を込めて…