コーヒーマメ

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのコーヒーマメのレビュー・感想・評価

4.0
映画史のみならず、様々なサブカルチャーに多大な影響を与えたシリーズとして、『007』と並んで評され、公開当時の強烈なインパクトとカルト的熱狂は、ビートルズのそれと同列に語られる。
実際に「ジェダイ教会」なるものが存在するほど。
そんな、伝説的シリーズ『スター・ウォーズ』!!

旧三部作の衝撃があまりにも凄かったからか、本作から始まる新三部作は昔からのファンにはあまり好かれてないらしい。
でもでもでもでも、、、、、

そんなの関係ねぇぇ!!!!!!!!(←古い)

正直、旧三部作のどの作品よりも好きかもしれない!
それくらい純粋に楽しめた感じがする。

旧三部作との大きな差異は、CG技術の凄まじい進歩による圧倒的な映像!!
ずっと温めてきたⅠ〜Ⅲの脚本を、ジョージ・ルーカスが『ジュラシック・パーク』を観て、「やっと映像化できるぜぃぃぃ!!!」と判断したとおり、最先端のCGを駆使しまくっている。
それに対し、ストーリーの薄さを指摘する声もあるが、本シリーズの最大の魅力は、ジョージ・ルーカスの脳内に広がる壮大な世界観にある。
よって、つべこべ考えず、新しいスターウォーズの世界にどっぷり浸る。
童心に返りたければ、ルーカスに身を任せばいいだけなのだっ!!

本作の不評を語るうえで、映画史上最も嫌われた新キャラ、ジャージャーを外すわけにはいかない。
二メートル弱の長身に爬虫類のような顔をくっつけた見た目は気持ち悪いし、不器用すぎる振る舞いもいちいちウザい彼。
たしかに人気が出ないのも納得。
でも、そんなキャラも一人くらい居たっていいじゃん!!w

だって、他のキャストは旧三部作と引けを取らないどころか、ネームバリューでは一枚上手だし!!
『トレインスポッティング』で若者を中心に人気を博したユアン・マクレガー、『シンドラーのリスト』で一躍、名優としてその名を知らしめ、近年はアクション俳優として確固たる地位を築くリーアム・ニーソン(今年で63歳!?!?このオッサン何者.....w)、そして『レオン』での美少女ぶりは未だ健在のナタリー・ポートマン。
彼らのうち一人出演してるだけでも、かなりの集客が見込める、奇跡のトライアングル!
これだけの名俳優が揃ってるんだから、最悪、ジャージャーの存在は無視して観れるはず!!w

これから、美男子(だけどちょっとチャラい)アナキンが、どのようにして暗黒面へ堕ちていくのか。
未だに詳しい用語は十分に理解し切れてないけど、残り二作、早く見たい!