Masato

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのMasatoのレビュー・感想・評価

4.2
最後のジェダイに向けて総復習

プリクエルの幕開けとして世界中で期待がかかっていた本作。しかし、想像を遥かに超える不評の嵐となってしまった。

当時から思い入れのあるファンが見たら、EP1はとてつもなく酷いものかもしれない。
新キャラに魅力がないというところがやっぱり欠点かもしれない。
特にジャージャービンクス。後半はまだいいとして、前半はゴミッカスにムカつく。しかし、この黒歴史さも含めて存在しても良いのかなと思ってる。(ファンの人ごめんなさい)
しかし、旧シリーズとは切り離して見た感覚であり、これを4〜6のキャラクターに当てはめるとC-3POの立ち位置になるので、そう考えるとクソみたいに思えてくる。

ストーリーの構成は各見所があって面白かった。中盤のポッドレースは、監督が前々からレースを撮りたかったと言っていたので、力が入っていて非常に出来が良かった。
終盤のドロイドとグンガン族との戦いとジェダイの殺陣は素晴らしい。
今作では殺陣のクオリティが格段に進化しており、ダースモールの双剣ライトセーバーとの戦いはカッコよすぎる。

今作は外見に日本要素がかなり出てる。
アミダラ姫の衣装は完全に舞妓。白塗りとか髪型が完全に一致。
そして、アナキンが度々おじぎ(敬礼)をしているところに日本ぽさが出ている。

アナキンの家族が表現されている。
奴隷として扱っていた羽の生えた生物(ワトー)はジョージルーカスの父親を投影しており、奴隷のように束縛していたことがわかる。それに対して母親は自らの轍を進ませようとする姿を投影していて、ジョージルーカスのの家族はこうだったんだなと想像できる。

ジョージルーカスは父親に家業の後継ぎを勧められていて、映画監督になんかお前にはなれないって言われたらしく、それでも映画監督の夢を諦めなかったというエピソードがあったっけ。

アナキンがこの頃から危ぶまれていたことから、やっぱりアナキンの運命は決まっていたのか…と悲しくなってくる。そしてエピソードを重ねるごとにだんだん悲壮感が…。


1回目 2015.12.⁇
2回目 2017年.12.08