MANU

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのMANUのレビュー・感想・評価

5.0
1999年(アメリカ)
原題:STAR WARS: EPISODE Ⅰ - THE PHANTOM MANACE

監督:ジョージ・ルーカス
脚本:ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ

出演(日本語吹替):
リーアム・ニーソン(津嘉山正種)
ユアン・マクレガー(森川智之)
ナタリー・ポートマン(坂本真綾)
ジェイク・ロイド(矢島晶子)
レイ・パーク(山路和弘)
サミュエル・L・ジャクソン(玄田哲章)
イアン・マクダーミド(小林勝彦)
アーメッド・ベスト(田の中勇)
アンソニー・ダニエルズ(岩崎ひろし)
ケニー・ベイカー(吹替なし)
フランク・オズ(永井一郎)


製作:リック・マッカラム
製作総指揮:ジョージ・ルーカス

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STAR WARSシリーズは自分の中で別格なので、贔屓目と言われようが星5つなのですが、あえてレビューをするならば、
ジュラシック・パークのVFXを見てルーカスが製作再開を決意したシリーズの1作目とあって非常に映像的に前衛的で攻めたものに仕上がってると言えるんじゃないでしょうか。

ルーカスを擁護し過ぎと言われるかもしれないけど、ジャー・ジャー・ビンクスに文句を言う人たちは、20世紀にこれを超えるモーションキャプチャーに挑戦したのか?と逆に苦言を呈したい。

ネット社会の顔が見えないところで自由に芸能人や政治家の批評や文句を言える人たちが増えてきた現状と似ているなと感じますね。

20世紀ラストを締めくくる作品としてあのポッドレースやモーションキャプチャーなどに意欲的に挑戦した姿勢は評価されて然るべきかと。

ストーリーもスカイウォーカーの生い立ちにフォーカスを当てつつ、主人公は別の人(クワイ=ガンとオビ=ワン)ぽく見せているところや、クライマックスの対モールとの殺陣も非常に作り込まれていて興奮出来るものがあります。オリジナル・トリロジーの殺陣しか知らなかった人たちは間違いなく狂喜乱舞したことだろうし。

前日譚たるプリクエル・トリロジーの1話目としては文句なしの出来なんじゃないかと、何十回観ても思うわけです。
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