2回目の鑑賞でようやく気づきました。
旧三部作が良すぎる。
本作は、個人的に魅力的と感じた所があまりにも少なすぎました。
「スターウォーズ」に政治ドラマを加えようとしたことは素晴らしい試みだと思っています。新しいものを作ってやるというジョージ・ルーカスの気持ちがすごい伝わってきました。
しかし、肝心の政治ドラマがあまり面白くないです。内容が薄く、ただつまらない会話をしているだけです。
そして、旧三部作にあった娯楽性もほぼ完全に欠けているのは致命的。
キャラクター達は常に冷静なのもつまらない。誰かと会話する時も、危機に瀕した時も、ずっと真顔です。
R2-D2とC3-POがあまり面白くなかったのが意外。これに関しては出番が少ないのもあるのかな。
ジャージャービンクスはそこまで嫌いではないです笑笑。
いかにキャラクターというものが「スターウォーズ」シリーズに重要かがよく分かりました。
唯一良かったキャラクターはダース・モール。すごいかっこよかった。
ダース・モールvsクワイ=ガン・ジン&オビ=ワン・ケノービのライトセーバーバトルは、迫力やかっこよさだけで見たら旧三部作のライトセーバーバトルよりも遥かに良いです。
ただ、中身がない。関わりのないキャラクター同士の戦いには興味ありません。
それ以外のアクションシーンも、迫力はあるものの、CGのしょぼさが気になってしまいました。
映画全体的にCGが古臭いです。
あ!あと、ミディクロリアンという追加設定が嫌いです。シリーズにあった夢が少し失われました。
全体的に残念な映画だけど、またいつかシリーズを見直す時は、本作も含めます。