半分の月がのぼる空の作品情報・感想・評価・動画配信

「半分の月がのぼる空」に投稿された感想・評価

真夜中の病院を抜け出すのは映画だった。

が、セリフと構成はもう少しなんとかできそうな気がしたし、ヒロインだけ時間が止まるのはAVだけだと思ってた。

このレビューはネタバレを含みます

超ネタバレなので注意!!
このレビューはミステリー的な視点で書かせていただきます

未だかつてここまで
『叙述トリック』が完璧だった映画は存在するであろうか…?
いやない!!

ラストの衝撃的展開は驚天動地だった!
いや思えば不自然なシーンや変なモンタージュの使い方は所々あったよ
でも全然気づかなかった!!

ってかこの映画を初見で『ミステリー』として鑑賞する人いないでしょ!
ず…ずるいゾ!!!💢
(完全に騙されましたありがとうございます)

あらすじ
内容は不治の病で末期の少女『里香』を見守る軽い病気で入院した少年『祐一』とその病院に勤める医者『夏目』の物語
少年少女パートと医者のパートが交互に展開する多視点的な映画
医者の夏目(大泉洋)は里香と同じ病気であった最愛の妻を救えず失意の中から抜け出せずにいた
妻の手術を失敗させ死なせてしまい、以降まともにメスが持てなかった
夏目は同じ病気の治療中の彼女を助けようと何とか勇気を出そうとするが…?

よくある難病モノ映画だが質が高くよく出来てる
どんでん返しが無くても佳作だったと思う
でもね…この映画が強烈に記憶に残るのはラストのトリックのおかげなのは間違いない!

↓ネタバレ

裕一の退院の日、ロビーで里香は裕一に別れを告げる
その一方、医者の夏目が治療中の彼女へ寄り添い語りかける
彼女が振り向くとそれは『里香』ではなかった…!!?あれ?
その治療中の彼女のボーイフレンドもすぐ登場するのだが、彼も『祐一』ではない!
夏目はそのボーイフレンドに「愛する人を失うのが嫌ならその前に別れた方がいい」と医者らしくない事を言う
ボーイフレンドは「何があろうと一緒にいたいんだ!」めちゃくちゃキレる!
家に帰る夏目、自宅には死んだ妻の仏壇が
その仏壇には何と『里香』の写真が!!!
そう…!
夏目の妻とは『里香』であり、夏目こそ彼女のボーイフレンドの大人になった『祐一』だった!!
医者になった祐一と里香は将来結婚するが、再び病気が悪化した里香を助けるべく手術した祐一は、手術失敗により妻の里香を死なせてしまったという話だった!
夏目祐一が昔を思い出し泣くシーンで劇終

『里香と祐一パート』と『夏目パート』は時間軸が違っていたのだった!
そして祐一=夏目なのを誤認させるトリックのスーパーコンボ!
つまりこの映画には
・時間軸誤認トリック
・夏目と祐一の別人誤認トリック
・里香と難病少女の同一人物誤認トリック
・名前の誤認トリック
の四種類の叙述トリックが仕掛けられていて、複雑なのに全てが無駄なく機能している
はっきり言ってめちゃくちゃ凄いと思う
ミステリー映画としてもっと評価されてもいい
特に三番目の『里香と難病少女の同一人物誤認トリック』は素晴らしい
『夏目が治療中の少女』は実は何度か出てくるのだが
『ラストまで一度も顔を観客に見せない』という高度な演出を繰り広げる!
かなり力技でモンタージュ技法使い、細かく細かく誤魔化してるが
難病少女=里香と観客に誤認させることに成功していると思う!

しかも全てのトリックがちゃんと実用性を持っており、ただ気を衒ってるわけでないのがポイント高い!!
グレイト!最高に素晴らしい!

原作は小説らしく
『いかにも小説らしいトリックだなぁ』
『よく全部映像で再現したなぁ大変だったよね?素晴らしい…』
…と褒め称えたいのだが
実は耳にした情報によると小説には『叙述トリック』は存在しないとか…

ま…マジ…?
これ原作超えてんじゃね!!?すげーよ!
(原作も機会があれば読みたいけどね、多分読まないと思うけど…)
こういう天才的な脚色ができる人が邦画界にも存在することを忘れないでほしい…
邦画の未来は明るい…!

このレビューはネタバレを含みます

よくある病気、青春モノであるが、最後はちょっと意外な展開でした。派手さはないがいい俳優さんがたくさん出演されています。大泉洋さんが前半出番が少ないのが、意外でしたが、後半でわかりました。
aopon

aoponの感想・評価

3.5
久しぶりの再鑑賞。
やっぱこの映画ベタだけど好きだと改めて。
忽那汐里の全盛期は最強。
なんで、これみてなかったんだろ
結構、自分のアンテナに引っ掛かってもおかしくない映画なのにな。

少し仕掛けのある映画なので
詳しくは書けないけれど
いわゆる、死を前提にした物語
世界の中心で愛を叫ぶ以降は
もう、手を変え品を変えてだから、飽きてるのだけど、今回は結構よかった

きっと、冒頭で述べた
仕掛けが良かったのだと思う。
キーワードはもじゃもじゃ

気になる人はみて欲しい一本
po

poの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

昔観てすっごく感動した記憶があって何年ぶりかの視聴。
忽那汐里ちゃん可愛いし魅力的。演劇中にいきなりセリフ言わないで返事言うとこ可愛かった。
やっぱり大泉洋の演技好きだなぁと再認識。泣ける。
久々に視聴。切ないんだよなぁぁ泣
W
nago19

nago19の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレにして欲しいコメントを目にしてしまい残念。池松壮亮の若い頃、雰囲気あまり変わらない。大泉洋にはならないと思うけどくせ毛だけ似てる。忽那汐里は綺麗なお嬢さんって感じだったけどもう海外が主体になってるんだね。セカチュウのようになるでもなく出会いの思い出のお話。病院も昔の話ってことだからあり得るのかもしれないけど、あんなお節介や夜中の外出、ダメだろ〜。
>|