「ドーン」っていう女の子の名前がいいね。ドーン。眼鏡でチビでブスという容姿の報われないティーンエイジャーである。
その主人公のドーンが毎日、周囲の人間に虐められてばかりで映画全体に救いがない。徹底的に彼女(他所者)を排斥!排斥!である。まるでナ○スによるユダヤ人イジメのよう…。
しかし観ていて何故か心が温かくなるのは何故だろうか?。彼女の生きる日常はたしかに地獄であり悪意に満ちているが、そんな中でもどうにか前向きに健気にやっていこうとする少女、ドーンの姿を見ると不思議と勇気づけられる。😭
決してキッチュとか悪趣味な映画とかではなく、ほんわかとしたムードの青春コメディの佳作だと思う。できれば彼女(ドーン)を主役にした続編を作って欲しいと切に願う。