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ウェルカム・ドールハウスのnntmkazuyotaroのレビュー・感想・評価

ウェルカム・ドールハウス(1995年製作の映画)
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こどもの頃の小さな嘘が大事になってしまうあの感じ、まるで世界が終わってしまうかの様に幼稚な罪悪感と不安を抱えたドーンがNYの街を奔走するシーンが最高にノスタルジックだった。(NYなんて行ったこともないのにね)

理想の自分なのに何も叶う気がしない、すべてが思い通りにいかない人生の不条理は、やっぱり悲劇ではなく喜劇だろう。脳裏によみがえるあの頃、こんなにも瑞々しいと感じたティーンムービーは他にはないね。
中学生なんて最悪でしかない。こうやって客観的に見てもほんと最悪。誰にも理解されず抱きしめてもらえなくてもドーン、あなたは大丈夫。早くこっちへおいで、未来で待ってるよ。
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