湯林檎

5つの銅貨の湯林檎のレビュー・感想・評価

5つの銅貨(1959年製作の映画)
4.8
実在のコルネット奏者レッド・ニコルズの半生を描いた音楽伝記映画。
私は学生時代に吹奏楽部で金管楽器を吹いていたのでこういった映画は間違いなく好みだろうと思い鑑賞。

感想としては純粋に観れて良かったと思える素敵な作品だった🎶 
自分が音楽が好きという点も加味されているけど家族愛を描いた音楽映画というのが何とも良い💕 
テーマがテーマなだけあって登場人物としてグレン・ミラーやジミー・ドーシー等ジャズ界の大物が登場する他、出演者にサッチモことルイ・アームストロングが本人役で出演していたりとジャズ好きなら満足できるラインナップ。

音楽活動と家庭の両立って家庭を持つ音楽家なら誰もが苦労することだと思うしTVのトーク番組で芸能人の子育ての話を聞いたりして大変そうだなと思うこともある。特に今作の主人公のニコルズは娘か小児麻痺になってしまい介助とリハビリの手伝いをしなくてはいけなくなり普通の子供を育てる以上の苦労をしたと思う。しかし決して見捨てずに子供に愛を捧ぎ続けていたニコルズと妻のボビーの姿に感動し、ラストシーンの展開も凄く良かった‼️

それにしても音楽で人を感動させられる人って凄いし尊敬する✨
ニコルズみたいには演奏できないけどまた楽器を吹いてステージに立ちたいな🎺🎶
湯林檎

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