のんchan

ジャッカルの日ののんchanのレビュー・感想・評価

ジャッカルの日(1973年製作の映画)
4.1
イギリスのスパイ物は世界一かな?と思っているけど、今作はスパイ小説がお得意のフレデリック・フォーサイスの小説の映画化❗️
フォーサイスは小説家になる前にジャーナリズムの世界に身を置き、シャルル・ド・ゴール大統領番として仕事をしていた経歴がある。その際、見聞きした大統領警護隊員のエピソードをヒントに"大統領暗殺未遂事件"を書いたこれが処女作なんですね。
そしてその後は自ら"スパイ"にもなっていたんだ😲
なるほど〜詳しいわけです、50年前制作とは思えない、古さはまたその時代を感じられたし、非常に面白かった👏


コードネーム"ジャッカル"は単身で動く冷酷非情な殺し屋。
ド・ゴール大統領暗殺を依頼され、着々と計画をこなしていくのだが、それを追うフランス司法警察の腕利き刑事ルベルは必死で後を追いかける。

ジャッカルの手捌きというか、変身ぶりや、目眩しのために女性に近づいて夜を共にしたり、まぁ〜ヒヤヒヤドキドキがずっと続く。
脚本が秀逸なのでスリルを常に味わいながらの143分はあっという間。

当時のパリのサウナ風呂も珍しかったし、石畳の街並み、大人数のエキストラにドキュメンタリーっぽい雰囲気があった。

そして、とうとう大統領暗殺日がやって来る💥💥💥
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