sally

サランドラのsallyのレビュー・感想・評価

サランドラ(1977年製作の映画)
2.7
今年のカリコレの旧作上映で、まずは「サランドラ」を見てきました。

本作品、公開当時(高校1年生ぐらいだったかな)見てきた私の友人から凄い酷評だったので、見に行かず、今日までになっていたので、今回、初見と言う事で見てきました。

まず、「エルム街の悪夢」などのウェス・クレイヴン監督のほぼデビュー作品に近い映画であり、よくある低予算のB級以下のホラー作品、この手の作品って、「エルム街の悪夢」のような大ヒットなどがあると、カルト的な扱いになるんだよね、ま、「悪魔のいけにえ」のような良質もあれば、本作品のように、駄作もある。

ま、低予算ながら、それなりに頑張っている作品だと思うね。

題材やアイデアも大変にいいけど、やはり、少しやっけ仕事感があるかな、この辺は仕方がないんだろうけど、実際は、本作品パート2も出来ているし、リメイクもあるので、それなりに、ウェス・クレイヴン監督のデビューに近いB級作品としては、良く出来ているんだろうな・・・出てくる俳優さんも見た事もないひとばかり、ディー・ウォーレスが唯一有名ところかな、やっぱ、見る側はああでもないこおでもないといえるけど、作る方は難しいだろうな・・・・

ま、ホラーとしてみるとがっかりするけど、サイコサスペンスとしてみれば、それなりに見れるかな・・・

公開当時は、東宝東和さん配給だったので、相当な過大広告が展開されたんだろうな、それを期待して見せられた人は、見終わって怒って帰っていった光景が目に浮かぶよ・・・・

しかし、1977年に作られた作品だね、その空気感は伝わるし、当時の終わり方だね・・・

しかし、タイトルの「サランドラ」って何の意味が有って、邦題つけたの?

原題が「THE HILLS HAVE EYES」これを素直に訳した方が良かったのに・・・

しかし、「サンゲリア」「ゾンゲリア」とかよく馬鹿な邦題を考えるような・・・



PS

本作品、鑑賞するに当たって、カルト的な方もいらっしいましたが、この手の人ってもう少し大人になって欲しいですね。

俺の友人にもこの手のカルト的な人がいたけど、映画って、大勢でみるのだから、感情だしたければ、自宅のテレビで見て欲しいね・・・
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