ひろゆき

パンチドランク・ラブのひろゆきのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
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銀幕短評(#629)

「パンチドランク・ラブ」
2002年、アメリカ。1時間35分。

総合評点 - 点。

これはタイムリーな映画選択でしたね。主人公(アダム・サンドラー)は何かにつけて、ブチ切れする男なのですが、きのうのわたしも たまたまそういう男でした。

わたしはブチ切れるとき(彼のようには 手は出しませんよ)には、もうあたまに血がのぼってわけが分からなくなるときと、冷静にブチ切れるときがありますが、きのうは後者(あいては仕事仲間の男ふたり)でした。向こうの弱点を突いて、理路整然とことばで追い詰める。相手をいったん怒らせたうえで、その裏をかいて ぐうの音もでないように残忍にネチネチと追い込む。そういうのは得意です。

ああこれは今回も人間関係を損なうなあ と思いながら、まあいいやとあきらめる。誠実心のない、ひとをコケにする無頼漢に、いつまでもなめられることを、わたしはがまんすることができない。こういうことをすると ひとにきらわれるとは分かっているのですが、ああいうことは許せない。たいていのことでは がまん強いほうだと思いますが、じぶんの生き方をつらぬくことを、そんなこととは引き換えにできない。なにかを取るには なにかを捨てる気がまえがあります。

どんなことで一時間半もそんなに怒ったかですか? まあ おとなげないことですよ。
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