パンチドランク・ラブの森崎のレビュー・感想・評価

「なんとなく」に理由が出来る瞬間は素敵なことだ。
いつから火がつき夢中になり燃え上がって二人だけの世界になったかわからないような風変わりな恋、青みの強い硬い画に映る青いスーツと赤いドレスが綺麗だった。

現実離れした冒頭もあってラストにかけてドカンと波がくるのかなと思いきや少し拍子抜け。
折角真似してスーツを着たのに特にコメントしてもらえなかったからか翌日には普段着に戻っているランスのようなヌケはちょっとだけいじらしい。