アァーーーーーー

パンチドランク・ラブのアァーーーーーーのレビュー・感想・評価

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)
4.1
すげーーー変な映画。

同監督のインフィアレントヴァイスにも感じた難解さ。
ただ撮り方の工夫というか、独特すぎる撮り方や展開とカット割り、
また「光」の「閃光」??
カメラが光を取った時にレンズの何かしらで映る光の斑点や線?
を全編通して強調して撮られていたり、
鏡に明確に映る様に撮った思われる箇所や、
一瞬何を撮ってるのか分からなくなるようなカットインなどなど。
他にもいっぱいあるんですが、
なんか、狙ってるとしか思えないぐらい話が唐突過ぎるというか、
ん?結局アレの説明はないんだ?あーーそこはいいんだ。
的な描写の多さ。
プリンの下りも検索して初めて納得出来たし、
架空の請求ってそんなんでそうなるか?的な感じとか。
かと思えば金が無いはずなのにハワイやユタへひとっ飛び。
いきなりキレたりするのもなんか違和感。
結局は主人公の優柔不断や支離滅裂さとか情緒不安定さをしっかり説明していないのでこっちが結構なパニックに陥りながら見ることになります。
んで、そのパニックは一番最初のカットの説明のなさにも繋がるっていう。
独特過ぎる映画。
一番最初のあれ。結局なんだったんですか??
その後も突如くる大きめの音での追突音が何箇所かにも配置されてるし、
エグジットの意味も含め、監督には色んなカットに明確な意味がありそうではありますが、
なんかそういう質感はダスティンホフマンの「卒業」に似た感覚もあります。

んーーーただ、これ、
英語の理解力とか、相当キマりながら見ないと分からんのかも。
、、とは思いました。

2002年作品とのことで、この当時見た人は映像の質感にぶっ飛んだだろうなーとは思います。
アァーーーーーー

アァーーーーーー