くろひょう

先生を流産させる会のくろひょうのレビュー・感想・評価

先生を流産させる会(2011年製作の映画)
2.0
うーん、なるほど…胸くそ悪い(笑)
(タイトル通りの作品やね)

2009年に愛知県で実際に起きた事件を元に映画化しているそうです。
(実際の犯人は男子生徒で、会には11人が参加していたみたい)

中学一年生の犯行と考えると、何だか怖いですね(笑)
(僕はその頃、サッカー部で声出しばかりさせられてました)

あらすじは…
女子中学校教師のサワコ(宮田亜紀)は、多感な年ごろの生徒やモンスターペアレントなどに悩まされていた。
そんなある時、サワコの妊娠が発覚し、刺激を求める生徒たちの注目を集めた。
不良グループのリーダーであるミヅキ(小林香織)は、サワコの妊娠に嫌悪感を抱き、仲間であるフミホ(高良弥夢)、アキナ(竹森菜々瀬)、シオン(相場涼乃)、マオ(宝賀砂和希)らと共に「先生を流産させる会」を結成して彼女への嫌がらせを企てようとする…
というお話。
(まぁ、キ◯ガイは一人だけなんだけどね)

平均スコアの低い理由が、重たいテーマや映画の出来不出来だけでは無い気がしました。
(他の方のレビューでも同じような意見がありますね)

思春期の男の子達の行動や感情を、女の子に置き換えてしまっていることに違和感を感じてしまうのです…
(中一女子が、スーパーで商品やカート置き場を荒らしたり、廃墟にたむろったりする?)

第一、女の子の身体の成長の教育は小学校高学年で始めているだろうし、命の大切さは男共に比べて女の子の方が強く感じていると思います。
(映画全体が男目線で作られているのが…ね)

ただ、サワコ先生は最後まで正義を貫いていて教育者の鑑だなぁと(笑)
(罪を憎んで人を憎まず?)

どんでん返し等はありませんが、興味がありましたら探してみて下さい♪
(「ミスミソウ」の監督作品ですよ)

最期に…
アカン!そんなとこにそんなモン埋めたら…
アカーーーン!!(笑)
(河川敷にあるモノを埋めようとするのですが…)

せめて、水子地蔵尊探してあげて…
(キチンと供養してあげましょう)

あ、DVD特典に収録されていた「廃棄少女」はクソ面白く無かったので観ない方が良いです(笑)
(キャストが今作とほぼ一緒の10分の短編です)
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