ジャックシューチャー

脱出のジャックシューチャーのレビュー・感想・評価

脱出(1972年製作の映画)
3.5
田舎はのんびりしていてのほほんとした良きところ。
たまには都会の喧騒を忘れて遠く離れた田舎でのんびり過ごしてみたいもんだ。
こんな考えは自分も含めて多くの人が抱きがちだと思います。
だけどそんなものは都会に染まりきったシティボーイの幻想でしかなく、実際は土着文化が根付く恐ろしい所でした。というのが王道ホラー映画のおおよそのフォーマットになっているのではないかと思います。

自分はその手のジャンルが大好物なんです。
こちら側の常識が全く通用せず話しも通じない、得体の知れぬ恐ろしさがあり、モンド的なものを覗き見るようなおもしろさがたまらなくスリリング。

本作もまた、刺激を求めてラフティングを楽しみに山奥までやってきた「したり顔の都会の連中が現地民にひでえ目に会うもの」です。
たまたま出会ってしまった2人の現地民、こいつらからの「歓迎」がまあ酷い。その後は地獄のラフティングへ。
ちょっとした刺激として楽しむはずだったのにまさかこんなことになるなんて。

極上のサスペンススリラーとして楽しめました!

こんなリフレッシュ休暇は絶対に嫌だ!
オススメです!!