Angeprunelle

荒野のストレンジャーのAngeprunelleのネタバレレビュー・内容・結末

荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

サイレントマジョリティへの復讐。
善人顔した薄情な傍観者への警告。
罪のなすりつけ合い。
復讐の連鎖。

オカルト西部劇の中に描かれた
普遍的な人間の汚さと弱さ。
40年以上前の映画に現代のリアルな怒りが溢れてる。

自分のケツは自分で拭け。
群れて狡賢い弱虫になるくらいなら
孤独で正直な一人狼になれ。

謎の男の乱暴さや冷酷さや怒りに
我々への警告まじりのエールのみたいなものも感じた✧

そしてなにより度胸と根性を養うことの重要性を噛み締めた。

人を愛するにも人に優しくあるにも
自分の非を認め正直でいるにも
度胸と根性が必要なんだ。

本当の意味で“強い”って
そういうことなんだろなきっと。

強くならなきゃ。
Angeprunelle

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