このレビューはネタバレを含みます
サイレントマジョリティへの復讐。
善人顔した薄情な傍観者への警告。
罪のなすりつけ合い。
復讐の連鎖。
オカルト西部劇の中に描かれた
普遍的な人間の汚さと弱さ。
40年以上前の映画に現代のリアルな怒りが溢れてる。
自分のケツは自分で拭け。
群れて狡賢い弱虫になるくらいなら
孤独で正直な一人狼になれ。
謎の男の乱暴さや冷酷さや怒りに
我々への警告まじりのエールのみたいなものも感じた✧
そしてなにより度胸と根性を養うことの重要性を噛み締めた。
人を愛するにも人に優しくあるにも
自分の非を認め正直でいるにも
度胸と根性が必要なんだ。
本当の意味で“強い”って
そういうことなんだろなきっと。
強くならなきゃ。