Kou

ウォンテッドのKouのレビュー・感想・評価

ウォンテッド(2008年製作の映画)
4.1
『君は最近、どんな事をした──?』


自分は、映画を観てました。
さて評価が別れる本作ですが、
自分はかなり好みでした。
苦手という方は後半の主人公の行動によるものでしょうね。色々ちょっと鬼畜ですもんね。
逆に、そこが気にならない方には最高クラスのアクションとカメラワークだと思います。




〈あらすじ〉
経理事務のルーティン・ワークにウンザリしている主人公ウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)。
彼はスーパーでいつものように買い物をしていたところ、突如、正体不明の暗殺者に襲われる。そんなピンチの彼を救ったのは、セクシーで謎めいた女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)。そして彼の運命は、フォックスとの出会いによって一変することとなる──





一度は想像した事ありませんか?
「突然暗殺者に襲われたり」
「秘密組織に加入したり」
「復讐の為にトレーニングしたり」

その全部が本作につまってます。
それに加えて『曲がる銃弾』に『回復風呂』
男ならたまらないんじゃないでしょうか。



手首のスナップを利かせて銃を横に振り抜きながら撃つことにより、発射した弾丸の軌道を曲げて遮蔽物の奥にいる敵へ命中させる『弾道曲げ』。
これは言葉じゃなく、ぜひ映像で見て欲しいところ。たまらなくかっこいいですよ。



実際、アメリカの実験TV番組『怪しい伝説』は、
本作を見た視聴者からの要望を受け、ロボットアームを使って検証したそう。
さすがアメリカ。アホな事やってますね。



また、本作はセンスのある編集も魅力。
『FA◯K YOU』『GOOD BYE』などの編集はお見事。あれぞ映画って感じ。
ラストの視聴者への語りかけもいい味出してます。



後半は残念ながら、ちょっと好き嫌い別れるシーンがあるので、何とも言えませんが、展開自体は面白いので、最後まで飽きずに観ることが出来ますよ。
スカッとする…かは人によりますけど、
『妄想具現化映画』としてなら、
まずこれをオススメします。

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※決して吹替で観ないように
(別にDAIGOは嫌いじゃないです。むしろ好きです。ただあの吹替は許せません。)

後、みんな大好きクリス・プラットが嫌な奴すぎて笑いました。



2018年1月16日 17本目
Kou

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